2人の未就学児を持ちながら現職を続けつつ、転職活動するというのはけっこう大変です。
家内が専業主婦で、かつ私の転職活動を理解して気づかってくれているため、共働きの家庭よりは子育ての負荷は低いと思いますが、それでもそれなりの負荷はかかりますし、当然ながら生活のペースも乱れます。
現職は管理職ということで、毎日のように開催される定例会議に時間を費やし、部下の報告受けやフォローを行い、それらに加えて昨今は人手不足のせいでプレイヤーとしての業務も求められます。ほぼ毎日18時半頃に帰宅し、夕食前後は子どもたちの面倒をみて、子どもたちが寝たら22時まで仕事をして、そのあと転職活動の開始となります。転職活動を始めたばかりの頃は、この時間帯に興味のある求人票をピックアップしたり、自己分析をしたり、キャリアの棚卸をして職務経歴書を作ったりしていました。就寝はいつも0時を回ってしまい、慢性的な寝不足状態になりました。
また、転職活動を始めるまでは週3~4日ほどジムに通って体を動かしていたのですが、ジムに行く時間もなくなり、運動不足を感じるようになりました。寝不足と運動不足の先には業務の効率低下が待っており、悪いスパイラルが発生しているなぁと自覚しながら、なかなか抜け出せずにいました。
現職を辞めてから転職活動したほうが絶対に楽だろうし、そうしたいと転職活動中は何度も思いました。実際のところ、仕事を辞めてから転職活動をしても大して問題ないような気もしていたのですが、私は以下の理由により、現職を続けながら転職活動を行いました。
(1)無職だと条件面の交渉にて不利になると思ったから。
無職になってから就職活動すると労働条件が不利になりやすいとどこかのサイトにも書かれていましたし、私自身もきっとそうだろうなと思います。企業としても、現職在職中の人を採用したい場合は、現職よりも高い年収をオファーする可能性が高いと思われますが、無職で年収0円の人を採用する場合は、前職より高い年収をオファーする必要性は相対的に低いと思います。ブランクの期間が長ければ長いほど、オファーの条件は悪くなりそうです。私は転職によって条件面のアップも実現したいと思っていたので、現職を続けながら転職活動をしたほうが無難という結論になりました。
(2)不安で決心が揺らいでしまいそうだと思ったから。
会社を辞めると上司に話したら、「やめた後どうするの?」と聞かれることが多いと思います。そこで「次は決まってません。辞めてから就職活動します」と言ったら引き留めにあうと思いますし、将来の不安を掻き立てられるようなことを言われたら、やっぱり現職に留まろうかなと考えてしまうかもと思いました。実際、子どもが2人いる状態で夫婦ともに定期的な収入の源を失ってしまうのは家計上のリスクがあり、好ましくないと思いました。家内のご両親や自分の両親にも心配をかけるし、いろいろ言われたらやはり自分自身も不安が膨らんでくると思いました。
(3)逃げ出すみたいでちょっとカッコ悪いなと思ったから。
私の現職職場では年に数人は転職していきますが、私が知る限り、次の職場が決まる前に辞めた人は1人もいませんでした。そのような状況で私が退職時に「次は決まってません。これから就職活動します」というようなことを言ったら同僚たちから引かれそうとか、「大丈夫かこいつ」というような言葉や態度を受けるのかなと思うと、プライドが傷つくだろうと想像しました。
上記のような理由で私は現職を続けながら転職活動しました。
ただ、転職活動を終えた身からすると、現職を辞めてから就職活動をやっても良かったんじゃないかと思っています。
上記(1)について、確かに現職を辞めるとオファーのレベルが下がることが懸念されますが、同時期に複数の会社から内定をもらえば、条件面の交渉は十分に可能なように思います。選考が進んでくると、他社の選考状況や志望度合いなども聞かれましたし、それを踏まえて現職の労働条件だけでなく、他社を意識した条件を提示していただけたと思っています。特に氷河期世代の人員が不足している会社は多いようで、40歳を過ぎた人材に対しても採用意欲は高く、職種や業界にもよりますが複数の会社から内定をもらうことは可能だと感じました。
上記(2)と(3)は気持ちの問題なので、腹をくくるしかないかなと思います。あとは無職でも数か月生活できるだけの貯金があればそれなりに安心できると思います。退職金ももらえます。
そのようなわけで、現職が大変で転職活動に失敗するくらいなら、退職してから就職活動をしても良いのではと思いました。
ちなみに私は今のところ転職の予定はありませんが、もし2度目の転職をするとしたらまずは現職を辞めて、しばらく放浪の旅にでも出てから再就職先を探したいと思っています。そのときに資金的な余裕があればの話ですけど。。。