転職活動を始めるにあたり、どの転職サービスに登録するかを検討し、実際に登録手続きを行いました。
転職サービス選びに迷っている方の参考になれば幸いです。
40代の技術系専門職はどの転職サービスに登録すべきか
私の場合、以下の観点で転職サービスを探しました。
- なるべく短期間で転職先を決めたいので、3つ以上の転職サービスに登録して同時進行する
- 40代の技術系専門職を想定している求人が多い転職サービスが良い
- 初めての転職のため、キャリアアドバイザーのような方から転職活動全般の情報やアドバイスをもらいたい
以上の観点に基づき、有名どころの転職サービスの公式ページや口コミサイトを確認した結果、doda、doda X、リクルートエージェントに新規登録することにしました。なお、ビズリーチには半年ほど前に登録済みですので、4つの転職サービスを同時に使うことになります。求人票に書かれている募集ポジションや年収モデルを見る限り、上記4つの転職サービスはいずれも40代を想定した求人を多く持っていました。
4つの転職サービスを長期間にわたって使い続けるのはさすがに効率が悪いと思われるので、まずは各転職サービスを使ってみてサービス内容やサイトの使いやすさ等を確認し、メインで使うサービスを絞り込みます。なお、職務経歴書や履歴書は登録後に提出すれば問題ないので、職務経歴書が完成していない段階で転職サービスに登録してOKです。
あと、JAC Recruitmentという転職サービスも上記の条件に合っていそうだと思いましたが、すでに4つの転職サービスを選んでしまったということで、現時点では登録を見送りました。
以下では、doda、doda X、リクルートエージェントにそれぞれ新規登録した際に行ったことについて、体験談をご紹介したいと思います。
dodaへの新規会員登録
転職活動の開始から4日目にdoda に会員登録しました。dodaはカウンセラーがキャリアカウンセリングや応募書類の添削をしてくれる上に、現職と同等以上の待遇の求人も多かったので選びました。会員登録が終わって5分もしないうちに、パーソルキャリア(doda の運営会社)のカウンセラーから電話がかかってきて、あれよという間に面談予約が完了。土曜日を希望したところ、面談日は2週間後となりました。
電話を切った後すぐにメールがきて、面談までの宿題をもらいました。
★宿題1:メールアンケート
アンケートに対し、おおよそ以下のように回答しました。
・希望勤務地:特になし。現住所から通える場所であればベター
・希望業界:特になし
・希望職種:私の専門の範囲(実際の回答では具体的な職種を書きました)
・希望年収/最低年収:現職と同等以上を希望。仕事量、仕事内容、職場環境等によっては-150万円くらいまで許容範囲
・転職希望時期:なるべく早めを希望しているものの特定の期日はなし
・その他希望:特になし
・選考状況:特になし
・転職理由:スキルや経験の幅を広げたいというのが1番の理由。年収アップやフレキシブルな働き方等も実現できればより好ましい
・カウンセリングで希望されること:上記希望にマッチした求人の紹介と面接を突破するためのアドバイスをお願いしたい。
・自身の強み:行動力と粘り強さ。専門職としてのキャリア。管理職経験。海外赴任経験。
・働く上で大切にされたいこと:広い意味での社会貢献、達成感、充実感。
★宿題2:面談事前アンケート(HRアナリスト)
これは選択式の性格診断のようなものでした。私の思考や行動の特徴がわかるテストであるものの、受験者本人はテストの結果を見ることができないそうです。せっかくなら見てみたいですが、見られないものは仕方がないですね。。。
★宿題3:転職活動書類の完成
職務経歴書やWeb履歴書等の入力も求められていましたが、面談期日までの完成は必須ではないです。
現職がバタバタしていることや、求人票のスクリーニングや自己分析もやりたいと思っていたことから、これは努力目標としました。
ちなみに、dodaのキャリアカウンセラーとの面談後「転職市場の動向について」という件名のレポートが定期的に送られてくるようになりました。直近の求人倍率、書類選考や面接の通過率、面接方法(対面かWebか)、全求人におけるリモートワークあり/なし/フルリモートの割合などの統計データなどがサマライズされており、とても参考になります。このメールを得るためだけでも、dodaには登録する価値があると思います。ちなみにこの定期レポートはdodaに会員登録し、キャリアカウンセラーとキャリア面談をしないともらえませんのでご注意ください。
doda Xへの新規会員登録
doda Xにも新規登録しました。新規登録時に入力する情報はdoda もdoda Xもそう変わらないのですぐに完了しました。
doda Xはdodaと同じくパーソル株式会社が提供している転職サービスですが、ハイクラス人材に特化したサービスであることがポイントであると紹介されています。公式サイトによると、年収800万円以上であればハイクラスに該当するようなので、それよりも高い年収を狙っている方は登録すると良いと思います。年収のレンジからして、想定される応募者の年齢層も40代前後からそれ以上がボリュームゾーンと言えます。
なお、doda Xがハイクラスを対象にしているからdodaはハイクラスを対象にしていないのか、というとそういうわけでもなさそうです。実際、dodaにも年収レンジが800万円以上の求人が多数掲載されています。doda には掲載されていてdoda Xには掲載されていないハイクラス求人もあれば、doda Xには掲載されていてdoda には掲載されていないハイクラス求人もありましたので、求人の取りこぼしを防ぐためにもdoda とdoda Xの両方に登録することをおすすめします。
doda Xに登録してから1週間で、ダイヤモンドスカウトが5通、プラチナスカウトが5通、通常のスカウトが6通ほどが届きました。doda Xはビズリーチと同じような使用感で、ビズリーチでスカウトをくれたエージェントからdoda Xでも同じ求人紹介が送られてくることも多かったです。ただ、doda Xでしかもらえていないスカウトもありますし、基本的にはビズリーチとdoda Xの両方に登録しておくのがよいと思います。
ちなみにパーソル株式会社はバイリンガルリクルートメントソリューションズやエグゼクティブエージェントというサービスも提供しており、doda、doda Xに会員登録後、これらサービスのエージェントからも連絡をもらいました。また、ビズリーチでもこれらサービスのエージェントからスカウトをもらうこともありました。
バイリンガルとは程遠い語学力なので気後れしましたが、バイリンガルリクルートメントソリューションズの求人は厳密な「バイリンガル」を求めているもののみならず、英語でそれなりに業務ができる人にもニーズがあるようです(私に声がかかっているぐらいですので…)。また、エグゼクティブという表現にも気後れしましたが、エグゼクティブエージェントから紹介される求人は、管理職候補からそれ以上という感じでした。バイリンガル/エグゼクティブのいずれも敷居はそこまで高くない印象なので、興味があればトライしてみるとよいと思います。
リクルートエージェントへの新規会員登録
リクルートエージェントに登録完了すると、キャリアアドバイザーとの面談予約を促すメールと、エージェントからの求人紹介メールが届くようになりました。面談予約せずにいるとメールやテキストメッセージで週2~3回くらいリマインドが来るのですが、当時はキャリアアドバイザーとの面談が必須なのかどうかについて、いまいち理解が追い付いていませんでした。
私の場合、doda のキャリアアドバイザーとすでに面談を組んでいたので、リクルートエージェントについては、自分で求人を検索して、気になる求人に応募したり、エージェントから紹介された求人のなかで気になるものがあればエージェントに返信して応募手続きを進めていくような使い方がいいかな…とも思っており、面談予約は登録から3週間ほど保留してしまいました。
ただし、リクルートエージェントのサービスを利用する場合は原則として、キャリアアドバイザーとのキャリアカウンセリングを受けることが前提となっているようですので、エージェントと直接やり取りする前に、まずはキャリアアドバイザーにコンタクトすることをおすすめします。私自身、キャリアアドバイザーと面談する前にエージェントに面談したら、「キャリアアドバイザーとの面談もぜひやってくださいね」と言われました。
キャリアアドバイザーと面談すると自己分析の足りないところがわかったり、職務経歴書の記載内容のヒントが得られたり、私の趣向に合った求人を紹介してくれたりと、得られるものが色々とあるため、なるべく早めにキャリアアドバイザーと面談するのが良いと思います。dodaとリクルートエージェントのキャリアアドバイザーとそれぞれ話せば、それぞれ別の気づきが得られますし、気になる求人を教えてもらえる可能性もアップします。
4つの転職サービスを同時に使ってみた感想
40代の求人が多そうな転職サービスをほぼ同時に3つ新規登録し、もともと登録していたビズリーチと合わせて4つの転職サービスを同時に使いました。具体的には、4つの転職サービスの検索機能で求人検索を行って気になる求人をピックアップしていきました。
さすがに4つの転職サービスを使うと検索のカバー範囲が広く、私が興味のある分野のs主要な公開求人はほぼすべて確認できたと思っています。膨大な求人票に目を通していくのは大変な作業でしたが、本分野の求人に相当詳しくなれました。自分自身の専門分野に関わるすべての公開求人に目を通したうえで転職先を決めたという自負は、転職活動で後悔しないため私にとって重要なことでした。
また、実際に使ってみると転職サービスごとの特徴や強み/弱みも見えてきますので、サイトの使いやすさや自身のキャリアとの相性などもみながら本格的に使う転職サービスを絞り込んでいくのが良いと思います。特に短期決戦を希望される方は、ぜひ複数の転職サービスに登録することをおすすめします。