転職活動記

(第18話)転職活動における失敗談~第1希望の取り違え事件

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転職活動中の失敗談はいくつかありますが、本記事では最初の失敗談をご紹介したいと思います。

# この記事シリーズでは私が利用した転職サービスの名称を「某転職サービス」としています。

同じ会社の複数の求人に同日に応募しました。

事の始まりは、私が同じ会社(某IT企業B社)の3つの求人に興味を持ったことです。

便宜上、私が興味を持った3つの求人を以下のように呼びます。

第1希望求人:現職よりも上流工程の求人
第2希望求人:現職とほぼ同じ職種の求人
第3希望求人:現職よりも下流工程の求人

B社の求人票には、「複数の職種に応募可」と記載されていましたが、3つの求人に同時に応募するのは節操がない気がしたこと、また、3つの職種の志望動機をうまく言い分ける自信がなかったため、「第3希望求人」への応募は見合わせ、「第1希望求人」と「第2希望求人」のみに応募することにしました。

某転職サービスのキャリアアドバイザに上記の希望順位を伝えたうえで、システム上でどのように応募手続きを進めるのがよいか相談したところ、「同一企業で、複数ポジションにご興味があった場合は応募ボタンの押下を、よろしくお願いいたします。」という返信がきました。

正直なところ、この回答には少々戸惑いました。私の希望順位がどのように応募先企業に伝わるのかがよくわかりません。何だか不安ですが、少なくともキャリアアアドバイザーには希望順位を伝えたし、応募ボタンを押すようにという回答なので、これ以上踏み込んだ質問はせず、「第1希望求人」と「第2希望求人」の応募ボタンをそれぞれ押しました。

こちらの希望順位が伝わっていませんでした。

B社の「第1希望求人」と「第2希望求人」の応募ボタンを押してから2営業日後に、某転職サービスからメールが届きました。

複数ポジションへご応募いただきましたが、
B社企業担当より下記代表ポジションへ
進捗を統合させていただくとの連絡が参りましたのでご共有させていただきます。

◆代表ポジション
【仕事の名称】第2希望求人
【求人No】 XXXXX

書類選考通過の際に通過ポジションについては案内が入りますので、ご留意ください。

事前に希望順位を伝えていたにもかかわらず、代表ポジションが「第1希望求人」ではなく「第2希望求人」となっていました。そして、上記メールの2分後に、「B社の書類選考を通過しました」というお知らせメールが届きました。

嫌な予感がします。。。「どちらの求人の書類選考を通過したのでしょうか」と問い合わせたところ、「第2希望求人を通過しました」との返事がきました。私からさらに「第1希望求人は選考中なのか不採用になのか」と問い合わせたら、以下の返事が届きました。

不採用ではなく、併願選考が不可能なため、
優先的に「第2希望求人」のポジションを進めています。

ひろすけ様の中で、志望の優先順位があればお知らせいただけますでしょうか。

嫌な予感が的中しました。こちらがメールで伝えていた希望順位は見落とされていたようです。

もう今更どうしようもなさそうですが、とりあえず、「以前にも伝えた通り、第1希望が「第1希望求人」で第2希望が「第2希望求人」です」と伝えたところ、以下の返信がきました。

「希望順位を見落としており、大変失礼いたしました。
深くお詫び申し上げます。

ひろすけ様の希望順位をB社に伝えたうえで、
今後の進め方をご相談しますのでしばらくお待ちください。

このメールの後、しばらくB社関係の連絡はありませんでした。

すでに「第2希望求人」の一次面接の日時が確定しており、その日が近づいてきていたのでヤキモキしました。

B社に対して転職サービス側からどのような説明をしているのかもわからず、もし仮にいまの状態のままで面接をすることになったら気まずいです。。。

第1希望は不採用、第2希望は書類選考通過となりました。

B社の「第2希望求人」の一次面接が明後日にせまるなか、ようやくキャリアアドバイザーからB社に関する連絡が来ました。

ひろすけ様、お待たせいたしました。

「第1希望求人」の書類選考結果ですが、残念ながら今回は採用見送りとなりました。

気持ちを切り替えて、明後日の「第2希望求人」の面接をお受けになるかどうか、回答をお願いします。

私なりにいろいろと考えた結果、「第2希望求人」を辞退することに決めました。

理由は以下の通りです。

(1)そもそも「第1希望求人」と「第2希望求人」には志望度に開きがありました。特に、「第2希望求人」の職務内容は現職とほぼ同じであり、転職によるキャリアアップ効果があまり望めなさそうなところがネックだと思っていました。せっかく40代で転職するのであれば、条件面の上昇とともに、新しいスキルや経験を増やせるポジションに就きたいというのが現状の希望です。

(2)ありがたいことに他社の選考が順調に進んでおり、かつ、現職の業務負荷の高まりもあって、最近ややオーバーワーク気味になっていることから、転職活動にて注力する企業を絞りたいと考え始めていました。現在、選考が進んでいる他の企業と比べると、「第2希望求人」の希望度はそこまで高くなく、辞退するとしたら「第2希望求人」かなと思っています。

(3)面接の前々日まで中途半端な状態で待たされたので、正直なところ、あまり気乗りしなくなってしまいました。

上記(1)と(2)を理由に辞退を希望する旨をキャリアアドバイザーにお伝えしたところ、「B社の担当エージェントと電話で話してもらえませんか」と提案を受けました。私から話したいことは特にないのですが、担当エージェントから私に伝えたいことがあると仰っているそうなので、電話で話すことについて了承しました。

B社の担当エージェントと話しました。

B社の担当エージェントから私に話したいことがあるということで、電話面談を実施しました。

電話面談に了承したその日の夜に電話がかかってきました。

もしもし、B社担当エージェントです。このたびはご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

丁寧にご挨拶いただいたあと、「第2希望求人」を辞退する理由を聞かれました。

上に書いた(1)と(2)の理由を伝えたうえで、私から応募しておいて選考途中で辞退することになってしまったことについてお詫びしました。

このやりとりで「第2希望求人」の辞退は了承されましたが、「第1希望求人」に似たポジションがないか、B社に改めて確認させてもらえませんかとのオファーを頂きました。

求人票は出していないものの、実は〇〇のポジションでも人が足りていないといったことはありえるので、ひろすけ様のご意向をB社に伝えたうえで、良いポジションを一緒に探したい

と言っていただきました。うーん、なるほど。。。私としても希望に近いポジションを提示いただけるのであれば、断る理由はありません。せっかくご提案いただいたということもあり、B社のポジションサーチをお願いしました。

さっそく明日にエージェント氏からB社人事にコンタクトし、「第2希望求人」の選考を辞退する旨を伝えたうえで「第1希望求人」に近いポジションがないかを確認してみるので、しばしお待ちください

とのことでした。

そして3営業日後、キャリアアドバイザーからメールが届きました。

要約すると以下のような内容です。

・現在の私の志向にマッチしたポジションのオファーは今のところ無い
・「第2希望求人」で経験を積んでから「第1希望求人」の部署へ異動希望することはアリ
・ただし、異動の希望が必ずしも叶うとは限らない

上記の連絡を受け、改めてB社の選考を辞退する旨をお伝えし、B社の選考は終了しました。

教訓

今回の教訓は以下の通りです。

まず、「「第1希望求人」と「第2希望求人」に対する希望度合いに差がある場合には、同じ会社の求人であっても同時に応募しないほうが良い」です。

当時の私の希望度としては以下の絵のような感じでした。まずは第1希望群の求人に応募し、すべて不採用だったら第2希望群の求人に応募するという流れが基本的にはセオリーだと思いますが、同じ会社だからという理由で「第1希望求人」と「第2希望求人」に同時に応募してしまいました。その結果、C社やG社の選考が順調に進んだこともあり、「第2希望求人」を選考途中で辞退することになり、B社にも転職エージェントにも迷惑をかけてしまいました。

また、当時は「「第1希望求人」だけに応募していたら、もしかしたら選考を通過していたかもしれない」といったことも考えてしまいましたが、上に書いたような順序で応募していればそういった無用なもやもやも無くすことができたと思います。ちなみにこのもやもやは転職エージェント氏がポジションサーチにトライしてくれたおかげで晴れました。感謝しています。

もう1つの反省点は、「疑問や不安はきちんとクリアにしてから次のステップに進むこと」です。本記事の最初のほうで、キャリアアドバイザーからの返信に不安を抱きつつも応募ボタンを押してしまったと書きましたが、こういう不安は割と的中するので、めんどくさがらずに解消したほうが良いと感じました。もしこのときに希望度の違いについて再度伝えていれば、適切な応募順序についてアドバイスがもらえていたかもしれません。

初めての転職活動では気が回らないことも多くて大変ですが、同じような失敗を繰り返さないように気を付けながら活動を続けていきたいと思います。

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