本記事では、大手電子機器メーカーであるD社とした2つのやりとりについて、ご紹介したいと思います。
1.英語力のアンケートについて
D社の求人は海外のグループ会社を統括するようなポジションでした。海外駐在経験を活かせそうで、英語力も向上できそうであったこと、戦略立案に近いポジションであったことなどに興味を持ち、応募しました。
応募から1週間ほど経ったころ、某転職サービス経由で英語力に関する質問が届きました。
私の英会話能力が以下の1~4のいずれに該当しますか?というものです。
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1. 対外交渉ができるレベル
2. 社内の打合せができるレベル
3. 簡単な日常会話ができるレベル
4. 会話はあまりできない
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上の質問にはどう答えるのが正解なのでしょう。
聞きたいことのニュアンスはわかりますが、主観的な選択肢で答えにくかったです。
交渉ができるかできないかなんて個人の感覚の問題なので、「できる」と言ったもの勝ちなのではないか?
勝っても負けても良いなら交渉自体は誰にでもできるのではないか・・・?
交渉ができるかどうかは、相手が英語ネイティブなのかどうかによっても全然違うし、論点がシンプルかどうかによっても違うのでは?
できる/できないではなく、それぞれの経験の有無とか、その経験の具体的内容を答えさせたほうが良いのではないか?
・・・などと色々思いました。
結局のところ、「1:対外交渉ができるレベル」と答えても問題はなく、この求人は英語力が求められるポジションなので「1」と答えるべきという考えもあると思いますが、「1」における対外交渉とは、利害が対立する英語ネイティブと英語で意見を戦わせて相手を納得させる、ないし言い負かすこと(いわゆる論破)ができるレベルと考えるのが妥当であると自分なりに解釈し、正直に英語力を評価した結果、「2:社内の打ち合わせができるレベル」と回答しました。
私のTOEICの点数は760点なのに「1:対外交渉ができるレベル」と回答したら自己評価が甘すぎるか、自分を大きく見せようとしすぎているという感覚もありました。できれば、単純に数字を回答するだけでなく、対外交渉や社内の打ち合わせの経験を具体的にいくつか書き添えておくと、企業側も具体的な英会話能力をイメージできるので良いと思います。
回答後、すぐに書類選考通過の連絡がきたので、とりあえず安心しました。
2.ウェブテストの期限延長について
金曜日のお昼にキャリアアドバイザーからメールがありました。「大手メーカーD社のVCAT試験の解答用紙を送付したいのですが、履歴書に記載の住所に送ってよいですか?」という質問です。履歴書の住所に送ってもらってOKと即答しました。
翌日(土曜日)の夜、出張から帰宅するとD社から郵便物が届いていました。さっそく封筒をあけてみると、マークシートの解答用紙のようなものが2枚と返送用の封筒が入っています。しかしながら、受検方法についての説明書きはありませんでした。「これは一体、どうしたら良いのだろう??」ということでキャリアアドバイザーに質問メールを送っておきました。
その翌々日(月曜日)の夕方、キャリアアドバイザーから返信がありました。そのメールにはWEBテストの音声を聞くためのURLが記載されており、この音声に従ってV―CATとGABを受験し、明後日(水曜日)までに解答用紙を返信用封筒にて発送するようにとのことでした。
「え・・・水曜日まで?」
こちとら現職の仕事もあれば他社の選考もあるのに、受験方法の知らせを受けてから2日以内にV―CATとGABを受けて回答用紙を発送しないといけないのか。本当にそんなに急ぐ理由があるのか。D社は書類選考に2週間ほどかけていますが。。。しかも、なぜこちらから聞かないと受験に必要な情報がもらえないのか、、といった疑問やフラストレーションが発生しました。
D社からの封筒の中に解答用紙と返送用封筒しか入っていなかったことも気になりました。通常、送付状や案内を入れるのがビジネスマナーだと思うのですが、どうなのでしょう…。
「受験期間が短すぎるように思うのですが、なぜでしょうか?」とキャリアアドバイザーにメールしたところ、実は転職サービス会社はD社から先週金曜日に連絡をもらっていたものの、それを私に伝え損ねていて、受験案内の連絡が月曜日になってしまったとのこと。現在、担当エージェントがD社へ受験期日の延長を相談してくれているそうです。
金曜日にすべきだった連絡が翌月曜日になってしまったのは大した問題ではなくて、今回はD社のスケジュール設定と郵便物の不備に問題がある気もします。何らかの事情があって、よほど急いでいたのかもしれませんが、知る由もありません。
担当エージェントがD社に相談してくれた結果、受験期日は4日のびて日曜日までに受験すればよいことになりました。
当初の期日で受験することも不可能ではなかったかもしれませんが、バタバタした日程感で夜中に受験するよりも、土日の昼間に受験したほうが成績もよくなる可能性が高いと思いますので、もし企業側が設定した受験期間が短いと思われる場合は受験期日の延長交渉を視野に入れて対応するのが良いと思います。